オリジナルスマイル

オリジナルスマイルと言えば、大塚製薬オロナミンCドリンクのCMに使われるほど有名なSMAPの曲ですね。大塚製薬といえば、口から飲み食いできたころにお風呂上りに飲んでいたポカリスエット、病院で長期入院のときに入れていた点滴、今もお腹から入れている栄養剤と何かと縁があり、大好きなザ!鉄腕!DASH!!のスポンサーだったり、発祥の地の徳島県鳴門市へ学生時代に明石海峡大橋大鳴門橋を渡るJR四国バスで訪れたりと、不思議な縁があるように思います。

さてそのオリジナルスマイルが流れていたのが、オリックスバファローズ糸井嘉男選手の打席です。本拠地の京セラドーム大阪、ほっともっとフィールド神戸で彼がチャンスで打席に立つ際にこの曲が流れてファンがタオルを振るのです。北海道日本ハムファイターズの糸井選手の先輩、新庄剛志選手が大阪近鉄バファローズと対戦した際に、明らかに近鉄よりも日本ハムのファンが多くて引け目を感じた経験のある自分には京セラドーム大阪、かつての大阪ドームのスタンドがこの曲で活気づいたのがうれしく、稲垣吾郎草なぎ剛が不祥事を起こしても、今はオートレースで活躍する森且行が脱退しても意に介さず、SMAPを応援し続けた母の気持ちがわかるような気がしました。

さて、前述の糸井嘉男新庄剛志両選手が北海道日本ハムファイターズ時代を過ごした北海道を舞台にしたフジテレビの名作ドラマと言えばなんといっても倉本聰の「北の国から」ですね。その北の国からに中島朋子さん演じる蛍という女性が登場したようにホタルは源氏物語が書かれた平安の昔から日本人に親しまれており、自分も大好きな昆虫で、童謡の「ほたるこい」も好きな曲です。この曲を聴いて自分と違い自由に水を飲める蛍をうらやましく思うこともあるけれど、桜の栞のように合唱や童謡っぽい曲も似合うAKB48にほたるこいをカバーしてほしいと思っているぐらいで、蛍自体に複雑な感情はありません。

蛍の思い出と言えば、地元のJR東海名古屋駅から今は廃車になってしまった国鉄EF65電気機関車がけん引する国鉄14系客車に揺られ、現在は滋賀県米原市となっている東海道本線近江長岡駅に子どもの頃家族と蛍狩りに行ったことです。特別天然記念物に指定されるのも頷けるほどゲンジボタルの姿は幻想的でした。

それに負けないぐらいにきれいだったのが近江長岡駅に出かけたよりもさらに前に、母親の自転車に乗せられて見に行った名古屋市防疫センター、今の生活衛生センターに見に行った蛍の姿です。最近は蛍をみていないけれど、そうした思い出のある生活衛生センターのすぐそばで暮らしているのが何か運命的に感じます。ジストニアという病気で障がいにならなければ違った人生を送っていたはずで、手放しで喜んでいいかどうかは何とも言えないですが・・・